お墓参りがてら満開のバラを楽しむ＊５月は母の生誕祭

よく晴れた週末、母のお墓参りに行きました。

墓地は大きな庭園のようで、季節ごとにいろいろな花を咲かせるのですが、この時期はバラがちょうど見頃になっています。

母が亡くなって、もうすぐ４年になります。７月下旬でした。

一周忌の命日にお墓参りに行ったら、じりじり焦げるような真夏の日差しにやられ、子どもたちにブーブー文句を言われてたいへんでした。

それ以来、命日の墓参はあきらめ、母の誕生日である５月下旬に（「生誕祭」みたいなノリで）行くようにしています。

私は人ごみが苦手なので、できるだけ人とかぶらない行動をするように、いつも考えています。人が集中する、お彼岸やお盆の時期は避けたい。季節的にも、３月はまだ寒いし、９月はまだ暑いし、８月半ばなんてもってのほかです。

そして命日もパスするとなれば、生誕祭というのははなかなかいい考えだなあ、と納得しています。

納骨した日は、たまたま母の誕生日でした。

一周忌に間に合ってよかったと思いながら、骨壺を抱えて初めて墓地に着いた時のことを思い出します。バラが本当に見事で、いい所だな、ここにしてよかったと思いました。

（ちなみにですが。きちんと管理されていて、草むしりする必要も無し。お花は売店に売っているから、あらかじめ用意することも無し。お線香など火気は厳禁。本当にいい所です。）

 

それにバラの派手で華やかな雰囲気は、母に重なります。もう５月のバラの見頃に合わせて行くしかありません。

この時期恒例の楽しみになりました。