祭り的片付けつづき＊捨てたのはモノだけじゃない
12年前の出産直前「祭り的片付け」、つづきです。
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洋服・食器・本に続いて、新聞・趣味の物などです。
新聞を読むのは好きなのですが、溜まると本当に邪魔。それに、時間が無い時でもつい読みふけってしまうのが困りものです。ニュースは、テレビやインターネットで間に合います。折込広告も、あんまり目を通しません。思い切って止めることにしました。
「新聞」は無くても困らないけれど、「新聞紙」は要る時がたまにあります。 でも、ポスティングで勝手に届けてくれるフリーペーパーや広告で、だいたい間に合います。（ただし、幼稚園・学校で大量に必要な時だけは少々困ります。）
おまけに新聞代の節約になりました。ニュースはインターネットでよくても、テレビ欄は一覧できないとイヤなので、ガイド誌を買うことにしました。それを差し引いても3,000円以上浮きます。
雑誌は、また読みたいページだけクリアファイルに入れて、早めに捨てます。手元に取っておきたい記事がある物だけ買い、実際にファイルする時さらに吟味しています。
定期的に買う雑誌は、２週間に１冊のテレビガイド誌だけです。読み物のページも充実しています。
いただきもののホットプレート。でも、焼肉は炭火（七輪）でやるし、お好み焼き・焼きそばはフライパンで作って運んでくるし、まったく使っていませんでした。 もったいないかなーと思いつつ処分しました。
室内用物干しは、洗濯物を部屋干しするのに購入。しかしその後、衣類乾燥機を買ったので必要なくなり、ずーっと場所ふさぎでした。粗大ゴミの手続きをして処分しました。
ひとり暮らしを始めたとき買ったコンポ。小さくて機能的で気に入っていたのですが、まったく使っていなかったので、思い切って処分することに。捨てるには惜しいと、夫が会社に持っていきました。昔レンタルCDを録音したカセットテープも、コンポを処分して再生できなくなったので捨てました。
昔、手芸が趣味だった頃の名残で、大小さまざまの布が大量にありました。しかもパッチワークもやっていたので、どんな小さな端切れも大事にとっておいていたのです。 「また何か作りたくなった時には新しい布を買おう。」と決意して捨てました。
夫の趣味のモノも、どんどん処分してもらいました。
ゲームソフト・エアガンは、ネットオークションに出品。正直、出品手続き、落札者とのやりとり、発送などめんどうですが、物によっては買取などよりお金になります。とはいえ、全部でいくらかけたかを考えると、憂鬱になるそうです。
もうバイクを処分してから数年経つというのに、ヘルメットが残っていました。リサイクルショップ行きです。
巣作り本能全開で、身重の体にムチ打って「祭り的片付け」は終了しました。なんとかベビーベッドを置くスペースが出来、無事新しい家族を迎えることができました。
片付けには、フリーマーケット・リサイクルショップ・本の買取・ネットオークションなどいろいろな方法を駆使しました。が、正直なところ、捨てるのが一番早くて簡単・確実でしたね。
こうして振り返ると、12年前に捨てたのは、単なるモノだけではなかったことに気づきます。
福袋を買う、頒布形式の通販、ホットプレートの料理、新聞を取る、もうやらない趣味の道具を取っておく。さまざまな「モノを増やす行動」ごと捨てました。
そして、その代わりに手に入れたもの。モノの器を設定する、使用実績で考える、本を定期的に整理する、テレビガイド誌だけを買う。
新しい「モノを減らす行動」を手に入れたことが、今振り返るとよくわかります。
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