母の遺品整理3*お宝ではない切手とコイン
母の遺品整理は、葬儀直後と翌年にだいたい片付きましたが、まだ完全に終わったわけではありません。
遺品の中に、切手とコインがあります。
ごくわずかですが、いわゆるカネメの品なので処分が難しくて放置していました。換金してきょうだいで分けられればいいのですが。
昔の人は切手収集がメジャーな趣味だったようで、そういうことに興味がなさそうな母も、昔の切手を専用の台紙に集めていました。しかし母のコレクションに「お宝」は無さそうです。
切手は、郵便局で1枚につき5円の手数料で交換できますが、換金はできません。だいたい、大きな額面の切手はそんなにありません。
私一人の物ならちまちま使っていくこともできますが、3人で分けるとなるとめんどうです。寄付をすることにしました。
使用済みと未使用、日本と外国で分けます。寄付の要綱をよく読むと「台紙なしの使用済み切手は集めていない」と書いてあったので、右側の未使用切手だけ送りました。
コインは、1988年ソウルオリンピックの記念硬貨。10000ウォンと5000ウォンのセットで、2セットあります。
以前、買取店に持って行ったら「ここでは引き取れない。額面以上の価値は無い。」と言われました。しかもパッケージが劣化してはがれ、ボロボロこぼれる始末。大恥かいてそそくさと帰りました。
硬貨は銀行では替えてもらえず、現地で使うしかありません。「誰かが韓国に行く時に渡せばいいか。」などと考えていましたが、ここ数年誰も行きません。
これも寄付することにしました。合計30000ウォンは現在のレートで3000円ちょっと。パッケージは捨て、硬貨のみ送りました。
一つ気がかりが片付いて、すっきりしました。
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