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中学女子のお弁当5*長女と私の妥協点はどこだ

<前回までのお話し>

私(ズボラー主婦)が長女(お菓子作りが趣味)に週1回のお弁当作りを吹き込んだところ、長女は「毎日、自分でお弁当を作る。」と宣言し、実行。しかし毎朝二人でのキッチン作業に耐えがたいストレスを感じた私は、長女のがんばりに無情にもストップをかけた。

【関連記事】中学女子のお弁当1*横浜の中学のお昼事情中学女子のお弁当2*無印良品のお弁当箱中学女子のお弁当3*長女、弁当を自作する中学女子のお弁当4*続・長女、弁当を自作する

 

◆二人キッチンの回数を減らす

人間、たまになら耐えられることでも、毎日必ずではつらいものがありますよね。

長女のお弁当作りが週に1回、せめて2回ならもっと温かく見守れたかもしれません。しかし、毎日のこととなると二人でキッチン作業をするストレスがつのります。心が狭い私は半月でギブアップしました。

 

私の朝の平穏のため、長女にはお弁当作りの回数を減らしてもらいます。

長女はすでに「月約1000円」の皮算用をしているため、それをあんまり下回るわけにはいきません。

しかし次女とのバランスを考えると、お弁当作りだけ1回あたりの単価を大幅に引き上げるわけにもいかないのです。ただでさえ1件10円がメインのおこづかい制で、お弁当作り1回50円は破格(最初は週1回のつもりだったから)。そして次女は、長女のほうがおこづかいが多いことに、いつもプンスカしています。

さて、どうする。

 

◆長女と私の妥協点

長女と話し合い、週3回月水金、1回80円に落ち着きました。その代わり、1回で私のお弁当を含め3食を作ることとします。

長女にとっては、手間はたいして変わらずに月約1000円は一応キープで、早起きする日が減ってラッキー。

私にしてみれば週3回、自分で作るとどうしてもいい加減になりやすい昼食が、人が作ってくれる栄養バランスばっちりのお弁当となってハッピー。

これぞウィンウィンの結論!

 

「人が作るお弁当」はともかく「朝の二人キッチン」が週3回というのは、私としては正直もっと減らしたかったです。しかし、ここはがんばって歩み寄りました。水曜はパンの日で朝食の支度が簡単、そして残りの月金は離れているのでストレスは分散されます。これで許容範囲ということにしようと。

これでしばらくやっていますが、今のところまあまあうまくいっています。

実は長女はときどき寝坊するので、毎週必ず週3回作っているわけでもないです(そういう時はもちろん私が作ります)。また、これから長女ももっとスキルアップして、見ていてイラッとする行動も減っていくことでしょう。

 

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これは私作。次女が遠足の日のお弁当3個。各人のお弁当のボリュームと内容が、微妙に違うのがめんどくさい。

 

◆家族全体のバランスが大事

長女のお弁当作り、たとえおこづかい目的でも、詰めるだけでも、せっかく子どもが自分で決めてがんばっていることなので、できるだけ応援したいと思います。

しかし、「母」とはいえ自分だけを犠牲にする気はありません。自分を含む家族全体の幸せバランスが大事なのだと思います。

 

<中学女子のお弁当シリーズ・おしまい>

 

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中学女子のお弁当4*続・長女、弁当を自作する

<前回までのお話し>

「中学校は給食が無くお弁当が必要」という衝撃の事実を知った私(ズボラー主婦)が長女(お菓子作りが趣味)に週1回のお弁当作りを吹き込んだところ、長女は「毎日、自分でお弁当を作る。」と宣言し、実行。しかし私は手放しでほめられなかった。

【関連記事】中学女子のお弁当1*横浜の中学のお昼事情中学女子のお弁当2*無印良品のお弁当箱中学女子のお弁当3*長女、弁当を自作する

 

◆狭い一人のキッチンが一番

ところで、うちのキッチンはそんなに広いわけではありません。II字型という配置で、コンロ側とシンク側の間隔は70cm。

もとよりDK全体でそんなにスペースが取れない前提もありますが、一人で作業するには狭いキッチンの方が作業しやすいので、わざと狭く設計してもらったのです(止められなければあと10cm狭くするつもりでした)。

【関連記事】キッチン収納の改善計画*5か所の不満を解消

 

私は、料理は狭いキッチンで一人で作業するのが一番だと思っています。

夫や子どもが料理をするのは歓迎しますが、自分と一緒にキッチンに入ってほしいわけではありません。夫は料理をするのはあくまで一人でやってほしく、逆に私がする時には手を出してもらいたくありません。

子どもが「お手伝いをしたい」と言ったらできるだけさせていますが、それは教育のためと考えて内心ぐっとこらえてのことです。

CMなんかでよく夫婦や親子が二人仲良くキッチンで作業している画が登場しますが、私はああいうシーンにはかなり懐疑的です。

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それが、毎朝二人で作業するとなると、どうなるか。

 

◆二人キッチンのストレス

主婦が朝にお弁当を作る時、その作業だけやるわけではありませんよね。朝食の支度をしながら、両方の作業を、自分なりの動線・タイムテーブルで進めていくことと思います。

 

長女はあくまでお弁当作りを担当しているので、私の朝食作りとはまったく別に動きます。シェフとその弟子みたいに「ウィ、ムッシュ」と連動しているわけではなく、狭いキッチンでもう一人が自分に全然関係なく行動するのです。

冷蔵庫の出し入れがかぶる。ご飯が炊けているのに弁当箱になかなか詰めないのが気になる。電子レンジを使いたいのにふさがっている。なかなかシンクに入れない空いた皿がジャマ。入れても置き方がザツでめちゃくちゃ。弁当箱のご飯を冷ました後、保冷剤がほったらかし。

居るだけでも正直ジャマなのですが、それに加えて、もうもうとにかく長女の行動の一つ一つ、やることなすこと気に障るのです。

 

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毎朝の二人キッチンに耐えがたいストレスを感じた私は、長女のがんばりに無情にもストップをかけました。

次回につづきます。

 

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中学女子のお弁当3*長女、弁当を自作する

<前回までのお話し>

「中学校は給食が無くお弁当が必要」という衝撃の事実を知った私(ズボラー主婦)が、長女(お菓子作りが趣味)に「中学になったら、週に1回ぐらいは自分でお弁当作ったら?」と吹き込んでいたところ、長女は「毎日、自分でお弁当を作る。」と言い出した。

【関連記事】中学女子のお弁当1*横浜の中学のお昼事情中学女子のお弁当2*無印良品のお弁当箱

 

◆毎朝がんばる長女

長女にしてみれば、おこづかい目的です。

わが家のおこづかいは対価システムで、1件10円とかでちまちま稼いでいる長女にしてみれば、お弁当作りは1回50円でぼーんと稼げるまたとない仕事というわけです。

夫の分と合わせて2人分1回50円で、週5回で250円。月だと約1000円。中学生にはでかい。

 

中学生活が始まり、長女は毎朝がんばって起きて、夫の分と自分の分、2人分のお弁当を作りました。まあ作るといっても、常備菜、夕食の残り、冷凍食品などを詰めるだけなんですが。

たとえおこづかい目的でも、詰めるだけでも、毎朝がんばっていました。

 

◆中学女子のかわいいお弁当

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中学女子のお弁当は、おばさん(私)がおっさん(夫)用に淡々と作るのとちがって、余計なお金がかかります。

 

私はおかずカップは、こげ茶のシリコンマフィン型を使っていました。しかし長女はかわいいカラフルな物、しかも種類をいろいろ取り揃えないと許せません。何度も使えるシリコンカップやプラスチックピックを買うのはいいとしても、使い捨てのカップやピックもいろいろ仕入れました。これまで必要なかったランニングコストがかかります。

また彩りのためのプチトマトが必需品です。

 

◆手放しでほめられないわけは

毎朝、自分のお弁当を自分で作っている中学生。しかもお父さんの分も合わせて2人分!

これがよそのお子さんなら、私だって「なんていい子」とほめちぎると思います。

 

しかしいざ自分のキッチンで毎朝やられると、コストの件は別にしても、手放しでほめてばかりいられないことに、すぐに気づきました。

次回につづきます。

 

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中学女子のお弁当2*無印良品のお弁当箱

<前回のお話し> 「中学校は給食が無くお弁当が必要」という衝撃の事実を知った私(ズボラー主婦)。夫には淡々と弁当を作っているが、お年頃女子はまた事情がちがう。私がユウウツになっている間にも、長女の中学校入学が近づいていた・・。

【関連記事】中学女子のお弁当1*横浜の中学のお昼事情

 

無印良品のお弁当箱

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お弁当箱は夫も長女も、無印良品のものです。現在は廃番になっています。

無印良品は、ロングセラー商品も多いですが、気に入っているのに廃番になる物も多いんですよねえ。なんとかして、無印さん!

 

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2段で、空になると入れ子になり、食べた後や収納するときコンパクトです。また細長い形なので、中身を詰めやすく、バッグに収めやすいのもいいところです。そして何より重要なのは、食洗機に対応していること。

 

このお弁当箱は数年前、夫にお弁当を作るようになった時に2個購入しました。

夫は帰りが遅い場合があり、1個では毎晩確実に洗って翌朝に備えられるとは限らないからです。もちろん私はズボラーなので、朝、お弁当作りの直前に慌ただしく手洗いするのも絶対イヤです。

 

◆計4個、家族分を完備

その後、今から2年ぐらい前に、半額になっているのを発見して(たしか無印良品週間だったので半額以下になったと思います)即、2個を買い足ししました。

 

その頃の私は、すでに長女の中学校入学後のお弁当作りを見据えていました。

また私もたまにですが、お弁当を持って出かける用事が発生したり、特に用事がなくとも気が向いたら自分の分も作ったりします。

それから次女は小学校入学後、遠足などの際、最初は幼稚園のお弁当箱を使うでしょうが、しばらくしたらそれでは追いつかなくなり、新しいお弁当箱が必要です。

このお弁当箱を本当に気に入っていたので、家族4人分あると何かと都合がいいと判断したのです。まったく同じお弁当箱が計4個となりました。

 

そっけない真っ白なお弁当箱を前に、いよいよ入学を控えた長女は「もっとかわいいお弁当箱がいい」とちょっとゴネました。しかし、そんなことに惑わされる私ではありません。

「食洗機で洗えるものでないとダメだよ?」「誰が洗うと思ってるの?」とたたみかけ(長女は作るばっかりで後片付けはちっともしません)、さらに「ランチバッグとお箸はかわいいの買っていいよ?」「おかずカップとかピックとか、かわいいのを使えば?」と懐柔しました。

 

◆自分でお弁当を作る?

お弁当作りの負担を、なんとかちょっとでも減らしたい。

その一心で私は、お菓子作りが趣味でお料理にも多少興味がある長女に、ことあるごとに「ねえ中学になったら、週に1回ぐらいは自分でお弁当作ったら~?」と吹き込んでいました。

すると小学校の卒業と前後して、長女は「毎日、自分でお弁当を作る。」と言い出したのです。

 

毎日!? おーっとそれは予想外。べつに毎日じゃなくていいんだけどな。週に1日でもラクできればと思っただけなのですが・・・。

次回につづきます。

 

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中学女子のお弁当1*横浜の中学のお昼事情

この春、長女は中学校に入学しました。数回シリーズで、私を悩ませる中学校のお弁当の話をします。

 

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お弁当箱は、無印良品

 

横浜市の中学校のお昼事情

横浜の中学校では、お昼は給食が無くてお弁当です。

私がそれを最初に知ったのは、まだ長女が小さい頃だったと思いますが、ものすごくびっくりしたのを覚えています。子どもに関することで、生まれて以来一番の衝撃だったし、現在もその時を超える衝撃はないですね。

私がいた福岡のイナカの中学も、給食はなくてお弁当でした。福岡の中学校では(今はどうか知りませんが当時は)都市部では給食で、郡部ではお弁当だったので、私の頭の中にははっきりと「都会=給食、イナカ=お弁当」の図式があったのです。

それが、この大都市・横浜で、給食が無いなんて! オーマイガ! 何やってんだ横浜市

 

なお長女の中学では、校内で仕出し弁当の販売もあり、通学途中で市販品を購入することも容認されていますが、わが家の場合は現実的ではありません。毎日、家からお弁当を持って行くことになります。

 

◆お弁当のユウウツ

横浜市の中学校には給食が無くお弁当が必要」その事実を知って以来、なにかの拍子に何度も思い出しては「はーっ」とユウウツになっていました。

 

私はとにかく根っからのズボラーです。

長女も次女も幼稚園時代は、お弁当の内容など特に気にしない子どもだったのですが、それをいいことにキャラ弁なぞハナから挑戦する気もなくスルー、アンパンマンポテトを放り込むだけでデコったつもりになっている始末でした。

それでも週3日の、園児のちっちゃいお弁当作りにも四苦八苦していたのです。

 

実はここ数年、私は夫のお弁当を毎日作っているのですが、それはあくまで節約目的。ボリュームと最低限の栄養バランス以外は、彩りやらメニュー内容やらいっさい気を使わない約束で淡々と作っています。

お年頃女子(長女)のお弁当で困るのは、何でもOKなおっさん(夫)とちがって、あれこれ生意気な注文をつけること。そして幼稚園児とちがって、量は大人並なこと。

 

さて、私がユウウツになっている間にも、長女の中学校入学の日が近づいてきました・・。

次回につづきます。

 

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