視覚に訴えるシンプルライフ本5選*夏の100冊(15)
「る印 夏の100冊」第15回は、すっきりした暮らしへのモチベーションがアップする、写真が満載のシンプルライフ本5つです。
雑誌のようにパラパラ見てはうっとり、写真のキャプションを熟読しては納得。著者の暮らし・考え方・選んだモノ、すべてが参考になり勉強になります。
「る印 夏の100冊」とは、私が好きな本をご紹介する不定期企画です。詳しくは、第10回までのまとめページを参照。
る印 夏の100冊(1)-(10)まとめ*心からすすめたい本 / 三姉妹がはまったジャンプ黄金期5選*夏の100冊(11) / 女性作家が描く青年マンガ5選*夏の100冊(12) / 暑い夏を涼しくする横溝正史5選*夏の100冊(13) / 遠い夏の記憶を描く長編作品5選*夏の100冊(14)
『わたしの台所のつくり方』石黒智子
私が持っているのは単行本の旧版です。著者の本は他にもたくさん読みましたが、はっきりとキッチンがメインの、この本が一番好きです。
スタイリッシュながらも無骨で男性好みとも思える、実用的なオーダーキッチンを詳しく紹介しています。わが家のキッチンを考える時、いつも頭にあったキッチンです。
『小さな暮らし』石黒智子
暮らし上手として定評のある著者の、モノとの付き合い方から、片づけ収納のルール、台所のととのえ方、シンプルな家計管理法まで。家づくり・暮らしづくりに対する、哲学とも呼びたい強いこだわりは、お見事の一言です。
そのまま真似したいことばかりではないですが、著者自身も「何かを参考にする時は必ず反論してみる」と言っています。考えて、丁寧に、自分の暮らしを作り上げたくなります。
『55m2の暮らし替え』大原照子
100歳になってもおしゃれで元気に暮らすための、自宅リフォームの全貌を公開しています。
カラフルなキッチンや重厚な英国家具などのインテリアについては正直、私とは趣味が違います。しかし、できるだけモノの数を絞り込むには、そしてその上で自分の趣味を生かすにはといった、著者の考え方はとても参考になります。
『love HOME Style 美しくシンプルな収納のアイデア集』Mari
収納・インテリアのカリスマブログ『love HOME 収納&インテリア』の書籍化第2弾。収納に特化した本です。
100円ショップ・無印良品・イケアなどの手に入りやすいグッズで、美しい収納を作り上げているのは圧巻。もうもうとにかくウットリ、白黒好きにはたまらない徹底ぶりです。
『99の持ちもので、シンプルに心かるく生きる』ドミニック・ローホー
著者が選びぬき最後まで残った私物、99品の写真とエッセイ。
名品図鑑のように、単純にパラッと写真を見ることもあるし、私がいらないと思っているモノが99品に入っている!と、ヒトの生活を覗く興味本位な見方も。
必要最小限にすればここまでいくのかと感銘を受け、モノと自分の関係を振り返ることができます。
以上、「る印 夏の100冊」第15回は、視覚に訴えるシンプルライフ本5選でした。
では、また。第16回をお楽しみに。
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