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運命のおひな様を探して浅草橋*立雛親王飾り

ちゃんとしたひな人形は、家にはありません。(和雑貨店のささやかなおひな様だけです。)

 

ちなみに実家のはこういう七段飾りでした。(こんなに立派じゃなかったかもしれません。あくまでイメージ。)

 

わが家の子どもは女の子が二人ですが、幸か不幸か両実家とも、孫娘にひな人形を買ってやるとは言い出しません。

自力で買うには高価で、毎年どうしようか迷ううちに時は過ぎ。

それがなぜか今年こそは本気で欲しいと思うようになり、初めて真剣に探す気になりました。

 

条件は、 

1/置く場所の関係で、間口の目安は60cm。

2/木目込み人形ではなく、衣裳着の人形。

3/コンパクトな親王飾り(段飾り、収納飾り、ケース入りではない)。

4/ふつうの座った姿ではなく、立雛。

5/予算がよくわからない・・じゅーまんぐらい?

 

4が難しいですが、立雛の全身きっちり着つけた姿は、二体だけでも他の飾りがなくても存在感があり、見栄えがすると思います。

まずはネットショップで予習。

紺系の男雛と橙系の女雛は、どこか懐かしい昭和な感じ。実家のと似ているからかな。

 

現代的な明るいパステルカラーの色調が人気のようです。

 

天皇家即位の礼、結婚の儀の衣裳を再現した人形もあります。

 

さて、こういうのはやはり実際に見てみなければ。

ひな人形のメッカ、浅草橋に出向きました。「ニンギョ~ウの」久月、「顔がイノチの」吉徳、など有名店の本店はじめ、お店が集中している街です。

店舗で実物を見ると、妙にテンションが上がってきますね!

しかも数十万から100万、200万の商品がそこらに陳列してあるので、20万切っていると何だかすごくお安いような買わなきゃ損なような、変な感覚になってきます。予算じゅーまんでは? 気を確かに持て!

 

実際見た中で一番気に入ったのがこちら。大人っぽい配色と落ち着いた雰囲気が素敵です。わが家のインテリアにもきっと合うはず!

もうこれにしちゃおうかと半分心が決まりかけました。しかし、サイズが許容範囲とはいえ人形がけっこう大きいこと、なにより大幅に予算オーバーしていること、この二点で思いとどまりました。(ああ、これシーズンを過ぎたら値下げしたりしないかなあ・・。)

 

今年ひな人形を買いたいという希望はかなえられませんでしたが、今回真剣に探したおかげで自分の好みと必要な予算がはっきりしました。

わが家の運命のおひな様は、今後も気長に探そうと思います。

 

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