本の処分にネットオフ*新しい可能性を呼び込む
年1回ぐらい、本棚がとっ散らかってきたなと思う頃、ちょうどいいダンボール箱が転がり込んでくると、本の整理をします。
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私の本棚は、幅70×奥行30×高さ180cm。各段に前後2列、後列に背の高い本、前列にそれより背の低い本を並べています。
しかし時間が経つにつれ、前列の本の上にどんどん新しい本を重ねていき、結局、前列しか見えてないという状況になっていきます。
そうなると、オンライン中古書店ネットオフの宅配買取を申し込んで、不用な本たちを一掃します。送料無料の宅配便で送るだけ。自宅に居ながら簡単に、重い本の処分ができます。
しかも値段がつかなかった商品も、無料で処分してもらえます。服もそうですが、値段がつかない場合の取り扱いは重要です。
私はなかなか腰が上がらないズボラーなので、まずは申し込みをしてしまい、自分で設定した集荷日に向けて自分を追い込みます。
本を詰めていくとき、判断しやすいのは
・図書館にあるのが分かっている本(いつでも無料で読める)。
・ベストセラー、ヒット本(図書館に入る可能性が高いし、中古書店でも確実に手に入る)。
・似た内容の、より気に入っている本以外(1冊あればいい)。
特に気に入っている本、再入手が難しい本などは別にするとしても、手放すことができる本はたくさんあります。
一度でも「これ、どうかな」と感じる本は、役目を終えたと判断して、どんどん箱に入れていきます。きっと私は、その本からエキスを吸収しつくしたのでしょう。またいつか必要があったなら(書名も作者名も内容も知っているんだから)出会うこともできるでしょう。
もったいないのは再入手するお金よりも、今の自分に必要の無い本を取っておく場所です。もっともったいないのは、その本があるために手に入らない、これから出会うはずの本。言い換えれば、これからの自分の可能性です。だいたい、未来の自分が何を読みたがるかなんて、現在の自分にはわかりません。
さて、ダンボール箱いっぱいになったら終了。1箱分の本が消えたすかすかの本棚に、気分もさっぱりです。
あとは、指定の日時に集荷してもらうだけ。自動承認を選べば、査定後にメールをチェックして、返信する必要もありません。これまで一度も「この金額じゃなあ、やっぱり返送してもらおう」と思ったことはないので、それでいいのです。
買取金額については正直、定価の合計を考えると「ええっ、たったこれだけ!?」と思いそうになります。
しかし「家で場所をくっていたお荷物(=ゴミ)を、タダで取りに来てくれて一度に持っていってくれて、その上おこづかいもゲットできて、ありがたやー」とあくまで前向きに脳内変換します。
1冊ずつもっと手間をかけてあげれば、もうちょっとお金になるのかもしれません。しかし金額よりも、大量の本が「簡単にすぐに」家から退場することを優先するなら、宅配買取はおすすめです。
増えて困る物の双璧、服と本。私の場合、本の出口はもうシステム化しているので、増えすぎて困ることはありません。
本は服と違って、組み合わせも季節も無いし、他人に見せるものでもありません。どれを手放すか、どれを残すか、服より判断しやすいと思います。