衣類の必要枚数の変遷*使用中洗濯中待機中
衣類の必要最低数はいくつだろうか? 以前、妊娠して肌着からボトムから、すべて新しく揃えなければならなくなった時、初めて真剣に考えました。
ここではとりあえず、ファッション上のことは横に置いておいて、毎日替える肌着・靴下などのことを考えます。
参考に、こちの本では肌着は3組が適量と書いています。
『暮し上手の家事ノート (知的生きかた文庫) 』町田貞子
衣類が複数必要なのは、一つには、洗濯して着られない状態が発生するからですね。洗濯のサイクルは、必要枚数を決める上で大きな要素になります。
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体は一つなんだから、使用中が1枚。あとはスペア。
・使用中…1枚、洗濯中…X枚、待機中…X枚
洗濯中は、洗濯機の中や干している最中、待機中は、取り込んだ洗濯物やタンスの中です。スペアの洗濯中と待機中を、何枚に設定するか考えます。
この時は自分なりに、4枚という数字をはじき出しました。これなら2日分ずつ洗濯するとして、
・使用中…1枚、洗濯中…2枚、待機中…1枚
となります。マタニティの肌着は、4組買い揃えました。
その後、子どもの成長につれて、洗濯は毎日1回、さらに毎日2回するようになりました。2枚を激しくローテーションするサイクルになりました。
・使用中…1枚、洗濯中…1枚、待機中…2枚
この場合の待機中は、もう完全にサイクルから外れて、ずーっと待機のままです。ごくたまーに、2枚で間に合わない事態になった時だけ、ひっぱり出されます。
となると、待機中は1枚でいいんじゃないか? 町田先生の言うとおり、計3枚でいいんじゃないか?
・使用中…1枚、洗濯中…1枚、待機中…1枚
しかしその後、震災をきっかけに、肌着についてもストックが必要だと感じ始めました。
・使用中…1枚、洗濯中…1枚、待機中…1+3枚
基本の3枚は変わらないけど、さらにそれをもう1セットの、計6枚です。
できるだけ少なくしたいはずのに、どうしてそれまでの倍もの数を持つことにしたのか。
確かに「いつもの生活」では、待機中を入れて3枚で十分。しかし、大災害でなくても、風邪で寝込む、洗濯機の故障、などささいなことでも「いつもの生活」は崩れ、回っていかなくなります。それに改めて気付いたのです。
また旅行対策でもあります。長い旅行でも3泊分の着替えしか持って行きませんが、それでも出発時着ている物と、出発前日に着ていた物を合わせると、5枚必要になります。
それから子どもの物は、サイズアップに無駄なく対応したいので、現在のサイズを3枚、次のサイズを3枚用意しています。
そういう「いつもの生活」以外の余裕分を見込んで、現在は6枚となっています。