豆まきができる家でよかった＊節分そして立春
きのうは節分でしたね。
わが家では、近年の恵方巻きブームは毎年スルーしていました。
しかし今年は「世間ではロールケーキを食べるらしい」と情報を仕入れた長女（お菓子作りが趣味）が、自分が作ると言い出しました。
ところが、家族の行事より友達づき合いが大切なお年頃、当日の放課後に長女は遊びに行ってしまったのです。
生クリームなど材料はすでに仕入れています。私がロールケーキを作るハメになってしまいました。なんでこうなるの？とほほ。
お菓子を食べるのは好きでも作るのは全然好きではありませんが、仕方ないので次女を助手に、クックパッドレシピの太巻きに見立てた二層のロールケーキに挑戦！
これが完全に失敗してしまいました。（作者に返って申し訳ないので、どのレシピを参考にしたかは伏せます。）
まず外側の海苔部分をココア生地で薄く作りますが、オーブンの天板がデコボコしているせいで均一に流れず穴が空きまくり。しかも手順を間違えてザツな混ぜ方をしたため、ご飯部分は黄色いふっくらしたスポンジになるはずなのに、海苔部分と同じぐらいにぺっちゃんこに。卵４個を使ってこんなにふくらまないってどういうこと。
ただ見た目と食感はアレですが、味は問題なくおいしかったです。
そして毎年恒例の豆まき。
次女が作った升は、子ども用はかわいい柄の折り紙で、大人用はどうでもいい色の無地の折り紙（笑）。鬼のお面も次女作。学校で自分の追い出したいところを書いたそうです。
そういえば、自分が子どもの頃には豆まきした記憶ってないなあと考えて、思い当たりました。モノが多い実家では、豆をまいたら掃除がたいへんだから、母がさせなかったのだろうと。今考えるとちょっとさみしいです。
わが家の場合はミニマリストのお宅とは違うので、完全に何も無いのはリビングの一画だけです。でもこの床面の方向にまいたら、豆を拾うのも掃除機をかけるのも、そこまでたいへんではありません。
豆まきができる家でよかった。季節の行事が楽しめるかどうかも片づけ次第なのですね。長女はもうすぐ中学生になるし、いつまでこういう行事につき合ってくれるかわかりません。今のうちにせいぜい楽しみたいと思います。
さて、明けて本日は立春。
一番寒い時期に、今日から春って宣言するってどういうこと!? と昔は不可解なだけでした。（立夏しかり、立秋しかり、立冬しかり。）
最近はちょっと違います。一番底を打ったから、これからは少しずつでも次の季節に近づいていく、という捉え方、感性に共感できます。
これも年を取ったせいでしょうかね（笑）。
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