母の形見のアクセサリー公開＊残っている物
生前アンタッチャブルだった母の私物はすざまじい量で、基本的にはどんどん処分しました。
アクセサリーは、三姉妹で１／３ずつ分けました。とにかく全部分けて、あとの行方は受け取った人次第ということにしました。
母の遺品整理で、私が譲り受けたアクセサリー。形見と言えると思いますが、全部取っておいても仕方ないので、すでに手放した物の方が多いです。
今、手元に残っている物をご紹介します。
使う物たち。左から、１／プラチナチェーンネックレス、２／一粒パールネックレス、３／ホワイトゴールドチェーンネックレス、４／淡水パールネックレス。
１と３は、材質が逆だったかもしれません（うろおぼえ）。そのまま、あるいはペンダントトップを通して、どちらもまあまあ使います。いざとなったらお金になるのは、この２つだけです。
２は正直あまり使いませんが、もうちょっと年をとったら出番が増えるかも？
４については、元々私が持っている似た物がもう１本あります。そのうち、２つをそれぞれ娘たちに「初めてのアクセサリー」として譲ろうかなと考えています。（年をとると華奢なアクセサリーが似合わなくなるし。）
弔事用。左から、５／黒真珠ネックレス、６／黒真珠数珠、７／水晶風ブレスレット。
７は母の葬儀の時、数珠代わりになんとなく持って、その流れで私がもらいました。石はただのビーズのようでもあり、よくわかりません。６があるので今後使うことはないですが、持っておきます。
処分候補たち。左から、８／マルチカラーパールロングネックレス、９／パールデザインネックレス、10／黒真珠イアリング、11／パールネックレス（修理待ち）。
８はフェイクのチープな物ですが、色使いが好きでもらいました。しかし、よく見たらチェーンが錆びていました。修理してまでは・・。
９は本物かフェイクか不明。留め金が昔風で使いにくいです。
10はたぶん上の５と揃いです。ピアスに加工しようなんて考えていましたが、現在に至るまで動きなし。買う方が早いですね。
11は修理待ちだろう、壊れたネックレス。本物かフェイクか不明ですが、どちらにしろ処分します。
この他に、夫の母に譲った（押し付けた）ジュエリーが同じぐらいの数と、買取に出した物がこの数倍ありました。
それが全体の１／３で、妹二人も同数の物を受け取っています。いかに母が遺した物が数多いか、そしてそのうち「使える」物が数少ないか、よくわかります。
遺したモノが多すぎると、後始末をする人が苦労する。そんなことは誰だってわかっていることでしょうが。母の「私の物は今はいいから、死んでから全部捨てて」という言葉は、子どもへの甘えだったのでしょう。
そして私も今は「母にはあのモノたちが、どうしても必要だったのだ」とも思えます。そんなふうに思えるのは、過ぎ去ったことだから？ それとも、母が早く亡くなって、まだ体力がある年齢だったから？ 今後、父が亡くなった時に同じように思えるかは、自信がありません。
「せめて自分のモノは、少しでも少なくしよう」と誓ったことを、改めて思い出す季節です。
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